よくトリマーさんから、
『このシャンプーは何倍希釈で使うの?』
と質問されます。
CDCペットシャンプーの洗浄力と使い心地は
どれくらい希釈した時まで変わらないの?
具体的なシチュエーションは、
「通常の汚れの時に2~3回シャンプーするとして、どうなの?」
と理解してお答えします。
そしてほとんどの人は、
ひどく汚れているときは
質問の前提が変わるんだから、
「濃いシャンプーを使う」
と理解されています。
ぼくは、
「CDCには2つ違うところがありますよ」
とお答えします。
2つの違いとは、
①シャンプーは1回が前提です。
CDCの15,000頭を越えるシャンプーテスでは、
シャンプーの使い方とシャンプー濃度を
何種類も組み合わせて評価しました。
その結果、
CDCペットシャンプーの洗浄性能を生かす使い方をすれば、
ほとんどが1回のシャンプーで効果を発揮します。
②ひどい汚れ=濃いシャンプーではありません。
たとえひどく汚れていても、
薄いシャンプーを使った方がいい犬種がいます。
ポメラニアンやシェルティーがそうですが、
この犬種に共通するのは毛の密度が濃いことです。
毛の密度が濃いと同じシャンプーを使っても
泡立ちは格段にいいですが、
それがかえって邪魔な場合があります。
毛についたシャンプーはゴシゴシ運動でこすれあうと、
交差した毛と毛の間にシャンプーの膜が発生します。
その膜が3方向からの力でよじれるとき
毛から膜が離れて泡が生まれます。
当然、毛が多ければ多いほど
泡がたくさんできるわけですが、
濃いシャンプーでできた硬くて弾力のある泡は、
密度の濃いポメやシェルティーの毛をかき分けて
毛の根元の肌に届きにくいんです。
それを抑えるためもあって、
シャンプー前に全身を濡らすんですが、
毛に残った水でシャンプーを希釈して
泡の弾力を落としているだけのことで、
洗浄力も一緒に落ちています。
CDCの場合は泡を作るための発泡剤や、
ドロッとさせるための増粘剤を使っていませんから
あなたのイメージよりサラサラした液体だと思いますが、
一般シャンプーと比べて洗浄力はかなり優秀です。
*発泡剤と増粘剤のデメリットを
アーカイブで見るには↓↓↓
サラサラで洗浄力が高いCDCのメリットは、
シャンプーを薄く希釈できることと、
泡に不要な弾力を与えなくて済むことです。
つまり、
密度の濃い毛の根元に確実にシャンプーを届けられて、
なおかつ薄く希釈しても
汚れを落とす洗浄力を保つことができます。
ですから、
CDCペットシャンプーは薄く希釈して、
ジャバジャバかけて、
たっぷり使ってください。
脇腹や足にシャンプー補充するときにも、
背中の泡をとって使ったりせずに
(既に出来ている泡は洗浄力が低いと考えてください)
希釈シャンプー直がけで補充する方が
手早く確実に汚れを落とせます。
ポメラニアンやシェルティーを洗うとき
プロフェショナルタイプのシャンプーなら6~8倍に希釈して
たっぷり使うイメージで洗うのがベストです。
マイクロバブルが普及したせいか
泡でシャンプーすると洗浄効果が高いと考える方もいますが、
今一度、泡の弾力と洗浄の関係について
考えてみてはいかがでしょうか。
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