ペットロスの恐怖って、ありますか?

私は息子と同い年の

J.ラッセルテリア 「メグ」 と暮らしています。

 

 

J.ラッセルテリアは20年ほど前までは

ほとんど見ることのない犬種でしたが、

今ではごくポピュラーな犬種になり

そのせいか、比較的 「いい子」 が多いです。

(オーストラリア系の子が多いのか?)

 

 

でもメグは飼いやすい「いい子」じゃありません。

 

 

本来のハンター気質のままの

イケイケ J.ラッセルですから、

うちに来てわずか4ヶ月で

早くも手に負えなくなりました。

 

 

特に困ったのは彼女の脱走癖で、

何十回探しに行ったか分かりません。

 

 

脱走の度に抜け出したところを塞ぐのですが

すぐに新しい方法で脱走が再開します。

 

 

庭の各所にゴルフネットを張り巡らしても

簡単にネットを登って塀の向こうに飛び降り、

近所のワンコに喧嘩を売りに行ってしまいます。

絶対おなかを触らせないほど気が強い・・・)

 

 

というわけで、

問題は元から断つしかないということになって

警察犬訓練士の先生に預けることにしましたが、

そこでディスクドッグの才能が開花しました。

 

 

とにかく、ディスクに対する執念は強烈で、

どんなに無理なコースでディスクが飛んできても

何が何でもキャッチしようとするので

上下4本の犬歯は先端が吹っ飛んでるほどです。

 

 

ディスクが奪われようものなら

たとえそれがG.シェパードでも

本気で取り返しに行くもんですから、

よく顔や頭に穴が開いてました。

 

 

優秀なディスクドッグに必要な

強烈な独占欲と執念を持ったメグは

ディスク競技会に出場するJ.ラッセルの中では

常に目立っていました。

 

 

でも私の腕前は???で、

大会の本部テントにディスクを投げ込み、

DJ席にメグを突入させてしまう始末です。

(成績はクラス2位どまり)

 

 

とはいえ、あの脱走犬だったメグが

私の指示に従ってディスクを追いかけ

キャッチしたら必ず手元に帰ってくるなんて・・・

同じ犬なのかと目を見張るような気持ちでした。

 

 

この頃から、

彼女と私の距離は飛躍的に近くなって

サーフィンに連れて行って

ロングボードで一緒に波乗りをしたり、

キャンプに行ったり、

楽しい思い出がいくつもできました。

 

 

そんな彼女ももう12歳です。

大きな病気もせずここまで来ましたが、

昨日は、ご飯を食べず、

あのメグが散歩に行きたがらないのです。

 

 

こちらがもてあますほど元気なのが

当たり前だった12年間ですから

彼女が衰えることなんて

ぼくにはリアリティーのないことです。

 

 

ふいに、前に見たアメリカ映画、

「マイドッグ スキップ」 のラストシーンを思い出しました。

 

 

ベットに横たわる

年老いたスキップ(J.ラッセル)の映像をバックに、

父(ケビン.ベーコン)から届いた

スキップの訃報を主人公(ウィリー)が読むシーン、

その時、ウィリーの気持ちはどんなだったでしょう・・・

 

 

これまで何度か愛犬との別れを経験して

必ず来るメグとの別れについても、

当たり前だと思っていました。

 

 

しかし、彼女の老いを感じてからは

どうもクールではいられないのです。

 

 

つとめてクールに考えるようにしてますが、

準備期間が足りないかもしれません・・・

 

   【 J.ラッセル発射! 】

 

 

 

P.S

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