事実、日本のトリマーは世界一です。

日本の自動車が世界一になったのは当然です。

日本人にしかできない努力をずっと続けたんですから。

 

例えば、

1966年から作られているTOYOTAのカローラは、

国内では小型大衆車としての地位を他に譲ったことがなく、

生産台数は4000万台超え、世界150ケ国で販売されています。

 

 

 

まず壊れない、素晴らしく優秀な自動車ですが、

最初から良い車だったわけじゃありません。

 

 

生産開始から今年で49年目、

11回のフルモデルチェンジが行われ、

その数十倍のマイナーチェンジが

実施されています。

 

 

マイナーチェンジは、

前のモデルにあった問題を

改善する大事なタイミングでもあり、

自動車の完成度の高さは

マイナーチェンジの多さとも言えるほどです。
 

 

でも、

毎回問題を解決できるわけではありません。

 

 

今までになかった技術が必要になったり、

思いもよらない発想が必要なことがしょっちゅう、

そんな大変な難題も、

決められたスケジュールの中で

必ず解決しなければなりません。

 

 

エンジニアやサプライヤーの担当者は

朝から晩まで、

寝ても覚めても問題に取り組み

解決のアイデアを発想して

それをテストします。

 

 

サラリーマン時代、

ぼくが考案した部品の最終テストで会ったエンジニアは

うるんだ目で、

「息子が作ってくれたんです」と言って

首に下げてるお守りを見せてくれました。

 

 

マイナーチェンジの戦いは

そんな人たちの努力で

素晴らしい商品やサービスに形を変えて

世界で1番の評価を受けているんです。

 

もちろんこの戦いは、

日本のあらゆる業界で行われています。

 

 

 

ではなぜ、

日本人にそんなことができるのか?

(事実、日本人の労働の質は世界一)

 

 

日本人は建国以来、

津波、地震、豪雨、台風、戦争を何度も経験して

愛する人や家を失い、

時には町ごと失ってきました。

 

 

 

私の住む広島も

70年前には原爆で20万人を失い、

昨年は土砂災害で街が押しつぶされました。

 

 

 

とにかく、

 

どん底から這い上がった経験が誰よりも豊富で、

どんな大惨事からも必ず復興してきた誇りが

絶対にあきらめない根性の根っこにあります。

 

 

そしてなにより、

人のために努力することが

最も立派な生き方だと考えてきた国民です。

 

 

もちろん、

いろんな考え方の人はいますが、

人に尽くす思いがDNAにまで刷り込まれていることが

災害が起こるたびに証明されます。

 

 

 

阪神淡路大震災で、

物資が入らなくなった街のコンビニが

「料金は後でいいです」 と食料を提供したら、

街の人は奪い合いなどせず、

必要最小の食料しか受け取らなかったそうです。

 

後日、「あの時はありがとう」 とお金を持ってお礼に訪れ、

集まったお金を集計してみると、

提供した商品を遥かに超える金額になっていたそうです。

 

 

 

東北では、

両親を失った小学生がパンの配給に1人ぼっちで並び、

やっと受け取ったメロンパンを、

心細くて悲しい気持ちを押さえ込んで、

自分より辛そうなお年寄りにあげたそうです。

 

 

 

ある病院では、

屋上避難が間に合わず

80歳のおばあちゃんがベットごと波にさらわれました。

 

 

おばあちゃんは波間に浮かびながら、

お世話になったお医者さんに深々とお礼をして、

「ありがとうございました」

と言いながら沈んでいったそうです。

 

 

その後、

そのお医者さんは救援隊が到着するまでの3日間、

命をかけて寝ずに治療を続けたそうです。

 

 

こんなに立派な人がびっしり暮らしているこの国では

大津波や大地震ぐらいで略奪や暴動は起きません!

 

 

広島の災害直後でも、

被災者が泥だらけの作業着のまま

配給やホームセンターのレジの列に

きちんと並んでおられるのを見て

さすが日本人だと思いました。

 

 

 

このDNAは、

商品やサービスにありありと現れて、

「中国製のSONYより、高くても日本製のSONYが欲しい」

「日本人が作ったものが欲しい」

と、世界の人々に言わせています。

 

 

これは、日本人が作る商品やサービスに

人の為に尽くして生きる日本人の魂が

自然に注入されている証拠です。

 

 

 

もちろん、

ペットサロンのサービスにも当てはまります。

 

 

しかしこの業種は、

世界に提供するグローバルなビジネスではないために

やってる本人ですら

サービスレベルの冗談のような高さに

全く気づいていません。

 

 

欧米がペット先進国と言われますが、

彼らには逆立ちしてもできないサービスを

ふつーに提供している街のペットサロンが

全国にビッシリ存在してるのに、、、です。

 

 

 

事実、米軍基地のある街では、

地元のペットサロンの素晴らしさに

びっくりしているアメリカ軍兵士の家族は

多いのです。

 

 

 

というわけで次回から、

あなたのサービスレベルを見つめて

さらに向上させる具体的な方法や考え方を、

ぼくの学んだ製造業のノウハウをもとに

数回にわたってお話します。

 

 

明日は、「なぜなぜ分析」 です。

 

P.S

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