G・レトリバーをグッタリさせました・・・

今回は、

10年ほど前に経験したクレームのお話です。

 

その日のお昼頃、

G・レトリバーが久しぶりのシャンプーに来ました。

不確かな記憶ですが、

彼は2ヶ月ぶりのシャンプーではなかったかと思います。

(40kgある5歳のオスです)

 

時期的には晩春、

外で暮らしていることもあって

毛替えが進んでいました。

 

当然、

シャンプー前にコームを使って

死毛を処理し始めました。

 

が、

外犬ですからもつれやらゴミやらが強烈で

思うように作業が進みません。

 

 

ようやくシャンプーに取り掛かるまでには

30分以上かかりました。

 

少し肌が弱い子なので、

ペットシャンプーは、

低刺激が特徴のアミノ酸系のものにしました。

 

プロトリマーならみんな共感して下さるでしょうが、

G・レトリバーの全身をまんべんなく洗うには

かなりの体力と時間が必要です。

 

それに加え、

2ヶ月ぶりで、しかも毛替え中+外犬ですから

2回のシャンプーでは汚れが落ちていないと感じ、

3回目に突入、

シャンプーにかかった時間は40分を超えていました。

 

そして、ようやくドライング。

 

「乾けば仕上げはそれほど時間かからないな~」

ここまでくれば後はいつも通り作業が進むでしょう。

 

そんなつもりで

いつもどおりスタンドドライアーを使って

作業を続けましたが、、、

 

乾かないのです・・・

 

3回もシャンプーしたんだから

汚れは落ちてるはずだし

いつもと乾かし方が違うわけでもない、、、

 

乾かないというか、

全然乾いていく感じがしないんです。

 

更に30分が経過して、

お迎えの時間がかなり迫ってきたので

2人ががりのドライに切り替えて

スピードアップしました。

 

結局、約3時間を費やしたにも関わらず

お客様を10分もお待たせしてなんとか作業が終了、

お待たせしたのにも関わらず

機嫌よくお帰りくださいました。

 

それから数時間後、

そろそろ今日の仕事も終わりに近づいていた頃

さっき帰ったG・レトリバーのお客様から電話が来ました。

 

お客様は明らかに怒りを抑えた声で、

「家に帰ったらグッタリしてるんだけど、あんたなんかしたでしょう!」

 

直感的に、

「時間がかかりすぎて疲れたんだ・・・」

と思いましたが、

 

「いつもと違うことはしていないんですが・・・」 とか、

 

「凄く汚れてましたから、手間はかかりましたが・・・」 とか、

 

ダラダラ言い訳するしかできないでいましたが、

お客様が納得していない感じが

受話器からビンビン伝わってきます。

 

それから数度のやり取りがあって結局、

「すみませんでした」の一言を最後に電話は切れましたが、

2度とお店に来られることはありませんでした。

 

今日の電話にはショックを受けて、

体力的にも精神的にもクタクタでしたが、

「こっちが疲れるんだから、ワンちゃんも疲れるわな・・・」

あらためて身にしみました。

 

ずっと後になってわかったのですが、

一部のアミノ酸系洗浄剤は

独特のネチネチ感が残るものがあって、

水は蒸発していても乾きを感じ難いようです。

 

私たちがCDCペットシャンプーを使って

シャンプー&ドライの時間を

半分にすることをお勧めするのは、

こんな経験があるからですが、

「半分に???そんなことは無理!

とよく言われます。

 

無理と感じる方のほとんどは、

これまで使ってきたペットシャンプーの

イメージがあるからでしょう。

 

でも、現在私たちはCDCペットシャンプーのスキルで

大型犬7頭のシャンプー&ドライを

2人で5時間弱あれば完了できるまでになりました。

 

ただこれは、

CDCを使うだけで時間が短縮されるのではなく、

CDCの性能を生かすための使い方を

膨大なテストの末に完成させた結果です。

 

例えば、

チワワを5分で洗って、

消臭効果を長持ちさせ、

お耳掃除掃除まで完了させることが可能です。

 

その方法は、

次回お話します。

 

P.S

P.P.S

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