先回の、青文字の部分↓
●お耳にCDCを少量注ぎ
外側からマッサージします。
●指先でゴシゴシ泡立てます。
●まず、ほっぺから下顎、頭に
なじませておきます。
もしあなたが、
化学的な界面活性剤のシャンプーを使うなら
上の3つのポイントを実践する意味はありません。
意味がないばかりか、
ダメージにつながる可能性すらありますのでご注意を。
でも、CDCペットシャンプーを使うときには
3つのポイントを生かすことで
正反対の素晴らしい効果に変わります。
たとえば、
●驚く程の消臭効果を長期間維持できます。
●耳・肌の疾患を短時間のケアで予防します。
●全身の汚れが均一に洗浄でき、
結果的に、シャンプーの時間が大幅に短縮できます。
それではなぜ、
青文字のポイントを生かすと効果を生むのか?
細かく解説する前に、
CDCペットシャンプーだけが持っている
2つの特徴を覚えていてください。
特徴 ①
ゴシゴシしなくても汚れが落ちる。
普通シャンプーのときは、
無心にゴシゴシやることが多いと思います。
これはほとんどのシャンプーが
ゴシゴシして汚れと洗浄成分を混ぜ合わせなければ
洗浄効果を発揮し難いからです。
もちろんCDCもゴシゴシは有効ですが、
他のシャンプーにはない「剥離洗浄」
というもう一つの洗浄機能があります。
「剥離洗浄」とは、CDCの中のコロイド粒子が
汚れに浸透して振動で汚れを分解し続ける機能です。
特徴 ②
洗浄力が高くても皮膚に浸透しません。
もう一つ覚えていて欲しいのは、
化学的な界面活性剤が皮膚に浸透する事実で、
洗浄力を上げると浸透力も上がる関係にあります。
(胎児の羊水にシャンプーの臭いがすることで浸透は明白)
浸透した成分は皮下で界面活性運動を続けて
かゆみや赤みを起こさせる原因になりますから
ほとんどのペットシャンプーは洗浄力を落とさざるを得ません。
一方CDCは、
レンジフードにこびりついた油汚れが落ちるほどの洗浄力ですが、
皮膚に触れると瞬時にグリセリンに変わります。
グリセリンに変わると、
洗浄剤(界面活性剤)ではなくなるということで、
浸透性を失ってしまいます。
シャンプーの時間を大幅に短縮したり、
驚く程の消臭効果を短時間に発揮させたり、
全身の汚れを均一に洗浄しようとするならば、
剥離洗浄の機能と、高い洗浄力でも
皮膚に浸透しない安全性が欠かせません。
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前置きが長くなりましたが、
以上2つの機能を120%利用する青字の解説を見てください。
●お耳にCDCを少量注ぎ
外側からマッサージします。
*動画はここをクリック。
耳の周辺は皮膚が薄く敏感な場所で、
しかも入り組んだ複雑な外耳・内耳に
他よりもしつこい汚れと、イヤな臭いが発生します。
このため、強い洗浄剤はまず使えませんし
液体を耳に注入してはいけないという誤認もあり、
お耳ケアはイヤーローション系が主流です。
多くのプロトリマーが採用しているこの方法は、
ローションをつけた綿棒を耳の中に入れてゴシゴシやるんですが、
ペットがこれほど嫌がるケアはありません。
顔をブルブルしたり、後ずさりしたり、噛みついてみたり、
まずじっとしていませんから隅々まできれいにすることはプロでも難しく、
イヤな臭いもあまり取れません。
CDCペットシャンプーのケアでは、その全てクリアしています。
まずシャンプー作業の最初に、
CDCを少量耳の中に注いで外側からマッサージし、
耳道の隅々にコロイド粒子を行き渡らせ、そのまま放置します。
*動画はここをクリック。
コロイド粒子は瞬間的に汚れに浸透して
汚れの中で振動運動(剥離洗浄機能)を始めますが、
汚れの周りに住んでいるマラセチアなどの菌類にも
付着して取り囲み、浮き上がらせます。
最初に耳をこの状態にしたままにして
全身のシャンプー作業を進めれば
耳の奥では『洗浄+除菌』作業が並行して進みます。
最後のすすぎの時には
汚れやバイキンが浮かび上がった状態ですから
簡単に流れてしまいます。
*すすぎの動画もここをクリック。
とは言え、
耳の中へ水を入れることに
強い抵抗がある人も多いと思います。
様々なところでそう教えられていますが、
それは、内耳に残ってしまう水分に雑菌がわいて
内耳炎・中耳炎を起こす事例があったからです。
ですが、
CDCで耳洗浄をする場合は、そんな心配はいりません。
それには2つの根拠があります。
『根拠の1』
CDCの除菌力はほぼ完璧です。
財団法人 日本食品分析センターの試験では
水温10度のCDCを200倍に希釈して
3分間試験体を漬けた後の除菌率を測定しますが、
数度の試験で常に、除菌率は95%以上でした。
200倍のほぼ水のような試験液を使い、
10度と低い活性温度でもこれだけの除菌力があります。
であれば、
数倍の希釈シャンプーを29度前後の温水で使う
シャンプー作業なら、除菌効果はさらに高いでしょう。
つまり、
たとえ耳の中に水が残ってしまっても
その水分が皮膚に吸収されるか、蒸発されるまでの間、
炎症を起こす悪玉菌が繁殖する余地はないということです。
『根拠の2』
私たちは、そろそろ20000頭になろうとしているテストで
必ずこの耳洗浄を行っていますが、
内耳炎・中耳炎は1例も起こっていません。
長年の実証で上の試験結果から想像できる仮説を
完璧に証明した結果だと言えます。
念のためですが、
皮膚に浸透しないCDCのようなシャンプーを使わない限り
耳洗浄は実施しないでください。
*お耳の洗浄、動画はここをクリック。
●指先でゴシゴシ泡立てます。
最初のところで、
「ゴシゴシすると洗浄効果が上がる」とお話しましたが、
シャンプーが地肌(汚れ)に届いていなければ
いくらゴシゴシしてもいくらやっても意味がありません。
しかし、じっとしていないペットを洗うんですから
それはなかなか難しいことだと思います。
自分の頭を洗う時は、指先と地肌の両方の触感で
シャンプーが馴染むのを確認できるんですが、
ペットを洗うときは、こっちの感触だけが頼りです。
上手くやるには、
1番感覚の敏感な指先に意識を集中して使うことで、
指先を立ててゴシゴシすると案外簡単です。
(体を掻くときのような指使いです)
指先を地肌に触れるつもりで毛に潜り込ませて
ゴシゴシ運動をすれば肌に届いた証拠である
『ヌルヌル感』を感じられるはずです。
短い時間で効果的に汚れを落とすために、
ゴシゴシの単純作業を指先意識で実践することをお勧めします。
(泡立ちが良くても汚れが落ちてるとは言えませんからね)
●まず、ほっぺから下顎、頭に
なじませておきます。
このポイントで強調したいことは、
ほっぺ・下顎に限らず、CDCを使う順番は
汚れのひどい場所からにするべきだということです。
当然ですが、
汚れはひどいほど、洗浄に時間がかかります。
仮に、全身を同じ時間で洗浄した場合には
汚れの酷い場所に洗い残しが出ます。
このポイントの重要なところは、
汚れ具合の差と洗浄時間を均一にするために、
汚れの酷い場所には早くからCDCを馴染ませて
その部分の洗浄時間を長く確保するということです。
CDCに含まれているコロイド粒子は、
汚れに触れている間はずっと洗浄を続けますから
洗う順序にはとても重要な意味があるんです。
つまり、すすぎのタイミングに全身に洗い残しなく、
しかも短時間に洗浄を終える大事な順番ですから
シャンプー前には汚れのチェックをしっかりして、
順番に意識してCDCを使ってください。
もしあなたが、
経験豊富なトリマーでも、
シャンプーに自信のある飼主さんでも、
ご自分のやり方はとりあえず置いといて
CDCペットシャンプーの機能を利用した
3つの使い方をぜひ試してみてくださいね。
P.S
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