ペットシャンプーが無数にある理由 その②

前回の記事では、

 

ある制約が、

『様々な苦しみのもと』

と指摘しました。

 

その怪しげな制約とは、

洗浄力の上限です。

 

石油から作られる洗浄成分は、

汚れを落とす時の基本的な反応として

皮膚に浸透します。

 

洗浄力が上がると浸透力が上がり、

洗浄力が下がると浸透力も下がります。

 

もし、皮膚の薄いペットに浸透力の高いシャンプーを使うと

皮膚を赤くしてかゆみを与えたり、

皮脂を取りすぎ皮膚バリアー機能を低下さたり、

血管に溶け込んで体にダメージを与えます。

 

もちろん、

そんなシャンプーは商品として全く価値はなく、

洗浄力は一定の制約内で弱く作るしかありませんから

2回、3回の複数回シャンプーで汚れを落とす使い方が

生まれました。

 

 

ではなぜそんな石油系界面活性剤を

ほとんどのメーカーが使うのか?

 

第一に、なんといっても原料コストが安く、

これは、販売競争力を手に入れるには

絶対と言っていいほど欠かせない条件です。

 

ですが、皆が使えば条件が一緒になってしまって

あまり強い競争力にはならなくなります。

 

そこで、

原料の種類が多いことを利用して

(天文学的な組み合わせが可能です)

常に新しいシャンプーを作って

競争力をキープする必要が出てきました。

 

そこで、開発されてきた商品群は

飼主に洗浄力の低さを忘れさせるような

いいイメージを与えるシャンプーです。

 

●いい香りタイプ

●ドッグショー御用達の仕上げ重視タイプ

●犬種専用シリーズ

●毛色別グループ

●低刺激タイプ

●お肌の有効成分配合タイプ

●薬用タイプ

●リンスインタイプ

●効果限定タイプ(かゆみ・保湿など)

 

ほとんどは、

洗浄性能を特徴として強調しない

付加価値を提供するシャンプーです。

 

CDCペットシャンプーは、

ペットの汚れを1回のシャンプーでキチンと落として

耳・お肌のトラブル、イヤな臭い、かゆみに

大きな改善力を発揮して、

健康で美しい状態を長く保つことができます。

 

15000頭を超える実証例で明らかな

このような効果は、

制約にとらわれないことで実現できるんです。

 

次回は、

その理由をお話します。

 

 

P.S

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