新しいペットシャンプーを試すときには
必ず理由がありますよね？
「もっと消臭効果を長持ちさせたい。」とか、
「もっと仕上がりをよくしたい。」など、
日頃感じている問題意識が
あなたにシャンプーテストをさせています。
当然ですが、
テストの目的が違えば
評価する方法が違いますし、
評価するタイミングも違います。
消臭効果が長持ちするか？
を評価しようとすれば、
数日間クンクン嗅いで評価を続けるはずです。
もっと仕上がりの良いシャンプー！
を評価するには、
見た目の感覚や、カットのしやすさが評価のポイント、
カットが終わった時点ですぐに評価できます。
いずれにしても、
目的を達成したかどうかを
評価することになりますが、
判断はどうしても感覚に頼りがちになります。
感覚の判断では
OKとNGの境目があいまいなので
NGの評価が多くなって、
次から次にシャンプーを変えてテストを繰り返したり、
誰かの真似をしようと考えてしまいがちです。
解決策は、
ハッキリ判断できる基準を持つ以外ありません。
（ハッキリした基準がないと、予想をに超える結果でなければ
まず、テストはOKにはならず、そんな奇跡はほぼ起こりません。）
「あ～、消臭効果が長持ちしたなぁ～」
とハッキリ感じるには、
これまで何日だったものが、
何日になったかが評価の基準です。
何日だったのを、何日にしたい！
という基準があれば、
テストに効果があったかどうか判断するのに
感覚は必要なくなります。
それは、
冬なのか？ 梅雨時期なのか？
が決まっていればさらに具体的です。
もし、最新のリサーチDATAがあれば、
多くの同業者がどんなレベルなのかを
知ることができますから、
達成可能な日数目標を立てることもできるでしょう。
（私のリサーチでは3日～１週間以内が最も多いです。）
「仕上がりをよくする」
という、評価基準があいまいな時でも
テスト前の写真や画像を用意して比較したり、
特定の部分だけを比較するなどすれば、
今まで見えにくかった効果が
見えるようになるものです。
P.S
問題を解決しようと思っても
どこから手をつけていいかわからない
なんてことはありませんか？
次回は、そのヒント「4M」についてお話します。
P.P.S
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