人はどうやって「リピーター」になるか?

ペットサロンは、街の食堂や八百屋さん散髪屋さんと同じ、

小規模な地域ビジネスです。

 

地域ビジネスのお客様は、

無理なく足を運べる範囲にお住まいですから

どうしても数が限られ、

いやでも同業間の競争が激しくなります。

以前は、

地域の同業者同士が競争しながら共存していましたが、

最近では、

全国チェーン店やショッピングモールなどが現れては

地域のお店をバタバタなぎ倒す光景が

全国的に見られます。

 

でも、

そんな中で、立派に勝ち残ってるお店がありますよね?

彼らは、なぜ強敵に負けないんでしょうか?

彼らが強いのは、

お客様の感情を注意深く観察しているからです。

 

ここで言うお客様の感情とは、

怒り・喜び・苦しみといった本能的なものです。

 

大型モールであろうが、街の商店街であろうが、

会計を済ませた後に残った感情が、

次の行動を決めていることに変わりありません。

 

悪い感情が残れば、「2度とこんな店に来るか!」 ですし、

良い感情が残れば、「次も来てみよう!」 となります。

 

何を何円で提供するかに注意するより、

お金を払った後にどんな感情が残るかに注意すべきで

そこに集中しているお店が強いのは事実なんです。

 

では、お客様がペットサロンを選ぶ理由とは?

・ 自宅に近い

・ 言ったとおりカットしてくれる

・ お店の人が好き

・ 安心してお願いできる

・ 知り合いだから

・ 自分のペットを良く知ってくれている

・ 相談に乗ってくれる

 

自宅に近い、車が停めやすいといったことは

お金があればマネできますが、

注目すべきは、

『安心してお願いできる』『自分のペットを良く知ってくれてる』

という種類の評価です。

 

これは、

明らかにお店のサービスがお客様の感情を

良い方向に変えている証拠ですから、

こんなお客様が多いほどお店が繁盛するのは当然でしょう。

 

では、

お店がお客様を失う時とは?

これには、

以前発表されて大変有名になったアンケートが答えてくれます。

 

死 亡: 1%

引越し: 3%

友人・知人の勧めで他のお店に乗り換える: 5%

自分で今より良いと思ったお店に乗り換える: 9%

お店の商品やサービスに満足できない: 14%

自分が大切に扱われてないと感じた: 68%         
 

お客様が亡くなってしまったり引越しされることに、

私たちはなにもできません。 

しかし、他のお店に乗り換えられたり、

サービスや商品に不満を与えることに対しては

何かできる事があるはずです。

 

しかし、、、

これらをトータルしても28%にすぎません・・・  

ここからは、心の準備をしてお読みください。

 

お客様がお店に来なくなる最大の理由。

 

・ 大事に扱われていない

・ 気にかけられていない

・ 無視されている

・ お店にとって重要な客ではない

 

お金を払った後、

こう感じた68%の人は2度とお店に来ません。

 

このアンケートの主催者は、

 

『経営の落ち込みを景気のせいにすれば

自らの経営不振は正当化できるかもしれないが、

自由市場でそれは自らの責任と言わざるを得ない。

しかし、顧客を失う原因の一端は、

対策を考える時間の不足によるものではないか?』

 

と指摘しています。確かに、、、

私も長く苦しいサロンの低迷期に思い当たることがありました。

 

いつも、お迎えの時間に追い詰められながら仕事をしていましたし、

お迎えのお客様は、1秒でも早く帰って欲しいと思いました。

あせるばかりで仕事は全くはかどらず、

全然もうからない時期が何年も続きました。

 

自分のことだけに精一杯ですから、

お客様はさぞかし不快な思いもされたでしょう。

(リピーターが増えるわけありませんよね ・・・ )

 

そんなある日、近くにライバル店ができしました。

瞬間的に、『お客様を取られてしまう!』

と恐怖したのをおぼえています。

 

『すぐになにか始めなければ!』と、あせりを感じましたが、

心も資金もギリギリで、体力的にはもっと余裕のない状態では

結局何も手を打てませんでした。

 

私たちは特に個人経営のお店に

CDCペットシャンプーをおすすめしています。

 

それは、私たちのように貧弱だったお店が、

CDCのスキルを取り入れるだけで、

メダリストに圧勝できるほどの効果を発揮するからです。

(大げさな言い方ですが・・・)

 

事実、私たちのサロンは創業30年以上の

老舗ペットショップから徒歩3分のところに移転しても、

週休2日+第2日曜を定休にして、

送迎もなし、宣伝広告もなしで、十分な利益を得ています。

 

次回も、続きます・・・

 

 

P.P.S

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